これを食べている奴は湿布も食べれるという程に嫌われている味『チョコミント』。

何を隠そうHaLucinaはチョコミン党に所属しているのですが、大抵上記のような意見を言われ悲しくなります。

今回は『なぜチョコミント味が嫌われているのか』について、チョコミント好きが頑張って考察していきたいと思います。

 

 

歯磨き粉という ”下位概念” が食べ物として認識出来なくしている

私が注目したのはマーケティング用語の『上位概念と下位概念』が関係していると思うのです。
「上位概念」 まず、上位概念ですが、「お茶」というのが上位概念になります。 さらに細かく言えば「飲み物」が上位概念になります。 いわゆる大きな商品の総称になるわけですね。

犬で言えば哺乳類が上位概念ですね。 こう言った感じで商品も動物も全て概念に当てはまります。

「下位概念」 では、お茶の下位概念はなにか? では、みなさんお茶と言われて何を思い出しますか?考えてみてくださいね。 多分「おーいお茶」「伊右衛門」「爽健美茶」と言った感じでしょうか? 下位概念とは、いわば具体的な商品などになります。

(中略)

では、先ほどのお茶についてですが、お茶で新商品を出そうとした時に、みなさんお〜いお茶や伊右衛門よりも先の自分が作った商品を相手に思い出してもらうことは可能でしょうか? 無理ですよね? だって、初めて聞いたし、知らないですから。 更にいうのであれば、「概念化された商品やサービスは簡単に覆せません。」 それは、無意識化で「〇〇と言ったら□□」というように定番化されます。 定番化されたものは変えることはできません。

 

 

 

まず『ミント』という上位概念があります。

この下位概念には何が来るのかというと『歯磨き粉』になります。

このせいで『ミント ⇒ 歯磨き粉 = 食べ物として認識できない』という定番化がされてしまっているんだと考えています。

 

概念化された商品やサービスは簡単に覆せない無意識化で「〇〇と言ったら□□」というように定番化される』と引用で書かれています。

この通りであれば、ミントとは『清涼感を発揮させる商品に使う』という固定概念が強くマーケティングされているのでは無いでしょうか。

ゆえに、大半の人がミントの香りを嗅ぐだけで食べ物に感じることが出来ないという洗脳に近いものを受けていると思うのです。

 

この下位概念はなぜ生まれてしまったのか。

そもそも歯磨き粉になぜミントが使用されてきたのか。

歯みがき粉の歴史は古く、世界最古の歯みがき粉の記録は、古代エジプトのパピルスに詳しく記載されているものと言われています。成分は、ビンロウ樹の実(タンニン)、緑粘土、蜂蜜、火打ち石(石英の一種)、緑青を混ぜた、ペースト状の歯みがき粉でした。 その後、4世紀頃になると、塩、コショウ、乾燥させたアイリスの花、そしてミントを粉末状にした粉状の歯みがき粉を使っていたそうです。

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%AF%E7%A3%A8%E5%89%A4

ミントはBC4000年頃から利用され、そして約3000年前の古代ギリシャ時代に地中海沿岸で栽培が始まり、世界各国に広がったと言われています。また一説には中国からインド・エジプト・ヨーロッパを経たとも言われてますが、いずれにせよヨーロッパでは相当古くから利用されてきたようです。

中世紀になってミントは葉を乾燥させ粉末にしたものを歯磨きとして使ったり、野犬に咬まれた時の治療薬、蜂刺されの痛み止めなどに使用されるようになりました。

引用:http://www.hakka.be/story/world.html

明治5年、最初の欧米お処方によって作られた歯磨き粉が発売されています。そして資生堂やライオンの会社の誕生に繋がって行きます。

明治23年に現在の資生堂の前身である福原商店が、日本初の練り歯磨き「福原衛生歯磨石鹸」と言う商品名で発売されました。

そして、明治29年には、続いてライオンが販売を開始、ライオンは明治44年に、日本初のチューブ入り歯磨き粉「ライオン固練りチューブ入り歯磨」を発売開始しています。

大正時代に入ると、いろいろなメーカーがチューブ入り歯磨き粉に参入してきて、現代につながっていきます。

引用:https://mu48.net/toothbrush/history_of.php

 

 

  1. ミントは古代エジプトの時から使われていた
  2. 中世から欧米がミントを歯磨きとして本格的に使用
  3. 欧米の歯磨きを取り入れた日本の大手会社が現在の歯磨き粉を普及させる
 

歯磨きでミントが使われていたこと自体に長い歴史があることがわかります。

ああ、なるほど。

こんな古くから歯磨き=ミントとして定着していたら、近年ポッとでたミント系の食品じゃ認識を覆せないなと思いました。

 

 

臭いをどうにかしない限り無理強いしても食べてくれない

よくよく考えると、嫌いな食べ物の理由に『臭い』が根本の原因である人も多いのではないでしょうか。

例えば私の場合、長ネギが嫌いです。

味も好きではないのですが、主な原因はやはり『ネギの臭い』です。

子供の頃、風邪をひいたときに『首にネギを撒く』という療法を無理強いされて以来、その時の臭いによって嫌いな食べ物になったのです。

 

他にもシソが苦手なのですが、やはり原因は味以前に臭いが苦手であること。

柏餅も食べれなくはないのですが、正直、葉っぱの臭いが嫌いです。

世間一般で言えば納豆が代表的な例でしょう。

あの食べ物の何が嫌いか聞けば、ほとんどの人が『臭い』と答えるはずです。

 

そう考えると、臭いのせいで食べられない・嫌いになるという気持ちは痛いほどわかります。

チョコミントが嫌いな人は味を楽しめていない』という意見がありますが、私はそれ以前の問題だと思うのです。

その問題というのが臭いであり、長い歴史をかけて固定概念を植え付けてきた大手のメーカーと欧米の歴史、そして初期のエジプトが根本的な問題なのではないでしょうか。

 

そうか……元を辿るとチョコミントが嫌いな人は『古代エジプトの呪い』にかかっているんですね。

これが『真のハムナプトラの呪い』か。許すまじ古代エジプト。

映画『ハムナプトラ』みたいにスカラベで喰い殺されてミイラすら残らない苦痛を与えてやりたい。