日本人が死ぬ原因1位をご存知でしょうか。

正解は『悪性新生物』です。

つまるところ『ガン』ですね。

1位は「悪性新生物(ガン)」でした。2位が「心疾患(心臓)」、3位が「脳血管疾患」、4位が「老衰」、5位が「肺炎」となっています。

「肺炎」が3位から5位に下がり、「脳血管疾患」と「老衰」の順位が上がりました。

 

しかし、このデータを年齢別で見た場合、別の死因が1位に浮上するのです。

今回は、その死因に関する話をしていきます。

 

 

20~39歳で見ると死因1位は『自殺』

先程紹介したデータを年齢別に表でまとめたものが厚生労働省のホームページに掲載されています。

そこで年齢別に1位を改めて見てみると、20~39歳からの死因は『ガン』ではなく『自殺』が1位にくるのです。 test 引用:https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/suii09/deth8.html  

 

冒頭のグラフでは、さも『ガン』や『心疾患』のような大病が日本人を苦しめているかのように見えます。

ですが、それらを苦しめているのはせいぜい40歳以上からの高齢者で割合が占められているのです。

 

よく考えてみれば当然のことで、日本は高齢化社会となっています。

国全体でなにか統計を取るにしても、高齢者に関わることが割合を大きく占拠してしまうのです。

なので先程のグラフは若い人であるほど参考に値しないと言えます。

 

といっても、それに対して国は何もしていないかといえばそうではありません。

労働安全衛生法の一部改正を受け、平成27年12月1日にストレスチェック制度が施行されています。

これにより ”企業は” 従業員に対してストレスチェックを受けさせる義務が発生するようになりました。

 

なぜストレスチェックをしなければならなくなったのか。

若い層でうつ病と、それに伴う自殺が多くみられるからです。

つまり、今の若い人達が気をつけなければいけないことは、健康はもちろんですが『精神的な安定』を重視した方が良いと私は考えています。

 

 

タバコばかり吸う夫と愚痴ばかり吐く妻の話

私が中学くらいの時、健康診断の再診断で病院に訪れたお医者様から面白い話を聞いたことがあります。

題するなら『タバコばかり吸う夫と愚痴ばかり吐く妻』でしょうか。

この話は今でも深く印象に残っています。

医者「これはある夫婦の話なんだけどね。 夫は真面目に働いてはいるが、パチンコや競馬が趣味な人だった。 そんな趣味だからこれといって運動もしていないし、家でも外でもタバコばかり吸っている人だった。

一方、奥さんは健康に気を遣う人で、運動や食生活なんかにも気を使っているような人だった。 だから夫の趣味が嫌いでね。 毎日毎日、夫が競馬やパチンコから帰るたびに文句を言いまくっていたんだ。 自分とは逆のことをする夫を見ていてムカつくし、趣味も理解できないと。

さて、この夫婦、どっちが先に死んだと思う?」

HaLucina「そりゃあ……運動もせずタバコばかり吸っている方が体に良くないんんじゃないですか?」

医者「奥さんのほうが先に死んじゃったんだよ。 原因は病気とかじゃなく『ストレス』。 毎日吸うタバコの煙よりも、毎日吐き出さないといけないようなストレスの方が体を蝕んでいたんだよ。」

HaLucina「奥さんが凄く可哀想ですね。」

医者「私もそう思うけれど、この話を聞いて学んだことは『病は気から』という言葉があるでしょ? 病気になった時、それに負けないで気を強く保つか保たないかで症状は変わるという風に教えられたと思うけど、本当は『精神的な面から来るものは病よりも恐ろしい』って私は解釈しているんだよね。」

 

 

なるほど……と思う話でした。

私はこの話から、病気は自然と体が抵抗してくれるが、精神的なものは逆に死へ近づこうとするものではないかと思うようになりました。

『精神を病むことは体がやむより死へ近い』というのは、まさに厚生労働省のデータから表れているなと感じるのです。