今回は「学校」と「不登校」について書いていこうと思います。もし、二度と行きたくない場所はと聞かれた場合、私なら「学校」だと即答します。過去の小学か中学くらいの自分へメッセージを送れるのであれば「辛い思いをして学校へ行く必要はないんだよ!もっといい方法があるんだ!」と伝えたいです。この記事は、私と似たような学校嫌いの子が、行かないという決断を後押しできたのなら幸いです。

 

学びたいことは学校じゃなくてもできる

例えば、有名どころでいうと カーンアカデミー(日本語版) というサイトがあります。登録は無料で、最初は算数からステップアップしていき、見たところ高校数学くらいまで学習することができます。

授業の動画だけを見たい、あるいは算数を飛ばして最初から数学の内容を学びたいという人であれば Youtube に KhanAcademyJapanese というチャンネルがあります。元は英語の動画ですが、すでに日本語に翻訳されたアナウンスと字幕が表示されるので大丈夫です。

もう1つの方法が、元が英語でもリスニング大丈夫だし字幕もあればできそうという方は カーンアカデミー(英語語版) を開くことで最初から数学を学ぶことができます。日本語版と違い数学以外のカテゴリーも最初から複数あり、そのまま受けることも可能です。

ちなみに、記事作成時に調べて初めて知ったのですが、 カーンアカデミーでも プログラミングを学ぶ ことができるみたいですね。

 

さて、ここまでカーンアカデミーの紹介をしてきましたが、他にも似たようなサイトがたくさん存在します。Youtubeで検索したら講義動画も簡単に見つかりますし、専門ブログで学習内容を作成されているクォリティの高いサイトも検索ですぐ観覧できます。

今は大変良い時代で、2~30人を1つの部屋に集めて教科書1冊の内容を共有するよりも、遥かに分かりやすく、濃厚で質の良いコンテンツがごろごろと転がっています。つまり何が言いたいかというと、勉強するのに、わざわざ学校に行く必要性が無くなったんですよ。無くなったどころかメリットすらないでしょう。むしろデメリットでしかないと私は考えています。

学校 の デメリット ① いじめ問題

今日までたくさんのいじめや、それに関わる自殺のニュースが飛び交ってますよね。SNSの発達によって、というよりもっと以前のネットが発達してから何かと話題が尽きないです。

いじめにあっている子が学校に何しに行ってると思いますか。あそこに行ったら勉強どころじゃないんですよ。いかに今日一日を耐えるかという修行の場所になっているんです。人によっては修行という例えじゃ生ぬるいかもしれませんが……

本来は新しいことを学ぼうとするのが目的なのに、いじめのせいで「いかに目を付けられずにやり過ごすか」に優先順位が奪われてしまうんです。この時点で授業を聞いてる余裕なんかなくなるんですよ。無駄な人間関係に時間と精神を割かれるくらいなら、家で自習してた方が絶対マシです。

学校 の デメリット ② 授業がつまらない

そもそも授業がつまらないと学ぼうとする意欲が湧かないですよね。授業によって先生を選ぶことができませんし。年配の教師であれば教科書を読んで、ちょっと黒板に要約したものを書いて、波線なり赤線なり黄色文字でほんの少し工夫し、「ここテストに出すからな」なんて言って教えたつもりになっているのが大多数じゃないでしょうか?こんなのつまらないに決まってるじゃないですか。わからないところがあった時に質問しづらい雰囲気もあって、「私馬鹿だし、もうこの教科全然理解できないからいいや!」ってことになるでしょう。下手したら睡眠時間になってしまうだけです。

あと、興味のない分野にまで均等に時間を割り振っているのもナンセンスですよね。せっかく数学が好きなら別の時間もそれに充てた方が伸びるはずなのに、体育とか美術をやらされるのは実に勿体ない。もし自宅で勉強できたのなら全部自習ですからね。興味ある分野を追求するのもいいですし、たまに体動かしたくなったら運動するといった主体的な学習ができるんです。

学校にだって自習の時間があるという反論もあるでしょうけど、だったらなおさら学校でやらなくてもいいですよね。

 

 

学校 の デメリット ③ 個性をつぶされる

私が通っていた学校の校則は、思い出せるだけでもこんなものがありました。
  • 男子は眉毛を隠さない頭髪
  • 女子はポニーテール禁止
  • 学区外への外出は校長の許可が必要
  • 男女交際禁止
  • 特定のテレビ番組の視聴は禁止
  • 靴下は黒または紺色で統一
上記の内容はどうでもいいのですが、強いて言うなら男女交際禁止とかアイドルかよってツッコミをいれたいです。

いつも思ってたことなんですけど、頭髪の校則ってなんのためにあるか今でも理解できないことの1つなんです。いいじゃないですか髪が長かろうが、染めようが、後ろで束ねていようが。金髪だから不良だとかいつまで化石時代で生きてるんだろうと思ってますよ。

去年のニュースで地毛が茶色なのを強制的に黒染めさせられたということがニュースで取り上げられましたね。生まれながらにして髪色が明るいだけなのに、大人の都合でその子の個性は潰されてしまった悲しい出来事です。

これに関しては学校に限らないことですが、日本全体の常識が「 個性 < 規則 」で支配されています。よっぽどのことがない限り強制されてしまうのが現実です。校則は、それが如実に表れている代表例でしょう。

もう1つ例をあげると、教師によってはテストの回答が規則に沿ったものでないと正解にしてくれないことも話題になってました。まだ習っていなくても漢字が書けるなら書いたほうがいいと思いますし、少なくとも大木宇逸脱した解答でなければ正解にしてあげればいいのにと思うのです。

まさしく出る杭は打たれる状態で、学校に通った結果が無個性な人を量産している施設なだけになっているのが現状です。

不登校 は 立派な選択肢の1つだ

そもそも今の時代、学校に行かなくても勉強できるんですよ。スマホやPCを持っていてネットさえ繋がっていれば無料で質の高い授業を見ることができます。要は、6歳以降は学校に通ってて当たり前だという常識が崩れてきています。今、学校が辛いと悩んでたり疑問を持っている方は「 不登校 」であることも1つの選択肢だと私は思いますし、現在進行中で「 不登校 」であっても何も悪くないと思いますよ。冒頭でも述べましたが、少なくとも過去の自分にアドバイスを送れるなら「 学校なんか行くな そして主体的に学べ 」とアドバイスします。

 

上のサイトは 星山海琳(ほしやま まりん) さんが学校に行かないことを選択し、小・中・高に通わず大学へ行ったことについて書かれたサイトです。ぜひご覧になってみてください。