メンターに出会うと人生は大きく前進する
メンターという言葉をご存知でしょうか。
単純に先生という意味で片づける人もいますが、実際はもっと人生を左右するような深い意味を持ちます。
今回はメンターとは何かということと、私がTwitterで呟いていた【ご飯が炊けるまで時間があるシリーズ】を書いていた理由の1つを説明していこうと思います。
直接メンターに出会う必要は無い
私は運良くメンターと呼べる人物に出会うことができました。メンターについて調べると、Twitterやブログなんかでは『今日は尊敬している○○さんと食事!直接お話しするだけで勉強になります!』なんてことも多く目にします。
必ず出会わなければならないと捉えてしまうかもしれませんが、そんなことはありません。
確かにその人の元で指導を享受できる環境にいられれば1番良いです。
けれども、昔と違って今の時代は本が流通しています。
本は世界中の様々な人が書いた知識が詰まっています。
直接会うことが叶わなくても、その人の知見、考え、経験に触れることができますし、本であるからこそ好きな時間や自分のペースで理解を進めることができます。
更に恵まれたことに、本の流通だけではなくブログで情報発信している人も増えてきました。
私もネット上でたくさんの善意ある人から様々な知識、勇気、元気を頂きました。
正直な話、僕が書いているブログの内容は学生時代に知りたかったと思うものばかりだったんです。
しかし、今の子達は自分の学生時代と違い、環境に左右されずそれを受け取るチャンスがたくさんあります。
特にスマホが普及したことで格段にネットの情報が、好きな時にどこでも見ることができますよね。
私のような機会損失を減らしたい、良い情報は他の人にも与えたいと思ったからこそTwitterで【ご飯が炊けるまで時間があるシリーズ】というものを書いていたのです。
私がメンターと思えた人物その1
今まで生きてきた中で私がメンターだと思えた人物は2人です。書籍やブログなどを含めると片手で数えることはできなくなりますが、直接会った2人を紹介したいと思います。
まず1人目はマックでアルバイトしていた時に出会いました。
その人は社員の人で、役職はマネージャーと呼ばれる店長の補佐をする立場の方でした。
便宜上、当ブログではKマネージャーと呼びましょう。
見た目がカーネル・サ〇ダースに似ている方だったので、よくそれをネタにしていたことがありました。
マックにカーネル・サ〇ダース立っているぞ!とからかったこともありました。
Kマネジャー、本当に、本当にすみませんでした。
で、その方から教わったことは、今まで当ブログで何個か記事にしてきた内容がそうなんです。
以下の記事は全てKマネージャー、あるいはKマネージャーから勧められた書籍から学んだことです。
ただのファーストフード店でKマネージャーのようなメンターに出会えたことは僥倖と言わざるを得ません。
なぜなら、Kマネージャーが来るまである程度店舗の環境は改善されてはいましたが、マネジメントや教育の面を見るとまだまだ不十分だったのです。
たまたまマネジメント等に専門的だったKマネージャーがいたからこそ、その知識と技術の一部を学ぶことができ、私自身バイトを続けることもできたのだと思います。
そして私が会社に勤めていた時代、おおよそ上司という立場の方でKマネジャーのような人格者は1人もいませんでした。
その時になって初めて、これほどの人と一緒に働けてたことは凄かったんだと気づかされました。
可能なら、もう一度その人の下で働きたいくらいです。
私がメンターと思えた人物その2
もう1人、私のメンターを紹介します。実は母親なんです。
生まれた時からそうだったわけではありません。
メンターだと思えた理由は2つあります。
1つは私が中学生くらいの頃、母が『マンガで読む 船井幸雄のスピリチュアルな世界』という本を読んでいたからでした。
あまり内容は万人向けではありません。
言霊とか宇宙の法則とか、普通の人が聞いたら宗教か何かと誤解されてしまうものも含まれています。
しかし、この本では『どうやったら心身が豊かな人生を送れるか?』『ポジティブとネガティブの違いは何か?』『どうせ使うなら気持ちの良い言葉を使おう』などなど普通に良いことも書かれています。
私も当時この本を読んでいましたが、宗教的なものでは無いと断っておきます。
さて、この本を見てからの母は私に対して『ありがとう』などの良い言葉を使ってくれる機会が圧倒的に増えました。
親が良い言葉を意識して使ったり物事をポジティブ考えようとする試みは、子である私にも影響を受けていたように思います。
子は親の背中を見て育つと言った通り、人に対して親切にしようと思えたり、ポジティブな言葉を使うようになった影響は少なからず母から学び影響を受けたものです。
HaLucinaさんは優しくて他人のことを考えてくれる人ですよね、と意見をいただいたことがあります。
その理由は、やはり母というメンターがいたからこそだと自分でも思います。
もう1つ、母がメンターの側面を持っている点はユーモアな部分でしょうか。
大変恥ずかしいことを承知で記事にしますが、私の母のユーモアの1つ『屁道』について紹介したいと思います。
母は放屁をよくする人でした(書いてて恥ずかしいなコレ……)。
臭いですし、やはり何度もされるとチクショウと思うわけですよ。
ある日、仕返しとして放屁をやり返してやったことがあります。
以下は恐らく小学生ぐらいだった時のエピソードです。
私『おら!くらえ!』
わりと大きな放屁をかました当時中学くらいの私……しかし。
母『あんた今、あたしの前でよくもしみったれた屁をしたね?』
私『!!??』
母『屁ってのはな!そんなもんじゃねぇ!』
特大な放屁を繰り出した母、悶絶する私。
母『屁道を極めたアタシを舐めんじゃないよ!』
屁を極めた道ってなんだよ(´・ω・`)
※もし、お食事中の方でこの記事を見ていた場合、深く謝罪いたします。
メンターを見つける努力をし、自分も同じステージへ上がること
良い知識、素晴らしい人物の考えに触れる機会が増えましたが、自分がそれを探す努力をしなければ何も始まりません。Kマネージャーでお話ししたように運も絡んでいることも認めます。
しかし今の時代、SNSでたくさんの素晴らしい人が情報を発信してるじゃないですか。
その人のことについて知るだけでも全然違うはずです。
先日、こんなツイートを見かけ、リンク先の内容を読んでみました。
If nothing is displayed above this, "Tweet ID:1049478983304151041" has been deleted.
嘘か、糞の役にも立たないゴミ情報が多すぎる。おかげで何かを調べたい時には英語で検索して、日本語の検索結果を排除する設定にせざるを得なくなってる。
日本人のITエンジニアの90%は人に何かを教えられるレベルには達してない
確かに検索する時に余分な情報が多くなりました。
時には間違った情報もあり腹が立つ気持ちも理解できます。
最悪なことに、アフィリエイトでSEO(キーワード)を意識して盛り込んでいるだけで肝心の中身が死ぬほど薄っぺらいブログも存在します。
けれども、自分が学んだ知識を他の人にも役立てたいという好意で作った人も存在するなか、引用した内容のような感想を持つことは間違いだと私は考えます。
このように否定している人物こそ先立って『俺が素晴らしい情報を提供する側になってやるよ』となって欲しいですね。
与えるられる側から与える側へ成長することでメンターになることができます。
なので、もし素晴らしいメンターに出会い、それを自分の知識として身に着けることができたのであれば、貴方もそのステージへ上がってみましょう。
ゆくゆくは貴方も誰かのメンターになり、より良い人と環境が増えていくことは私は願っています。