対人ゲームをしていてやるせない気持ちになった話
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という事情があってスプラはウデマエCからやり直すことに……。
というわけで数年ぶりににスプラのC帯へ挑んでみたのですが、その際 やるせない気持ちになった出来事 に遭遇しました。
チームを組む対人ゲームならではの歯痒いことだったので、これを切っ掛けに文章へ起こしてみようと思います。
初心者狩りにあっている人を見た時
対人ゲームあるあるですが 初心者狩り というものがあります。
初心者狩りとは、「中級者、上級者と対戦をするのに十分な技術を持っているにも関わらず、ただ初心者を倒すことを目的とした初心者との対戦」を行うこと、もしくはそれを行う人のことである。
引用:https://dic.nicovideo.jp/a/%E5%88%9D%E5%BF%83%E8%80%85%E7%8B%A9%E3%82%8A
スプラ2というより Nintendo Switch ではアカウントを最大8個作れるため、本体が自分専用なら7個のサブアカウントを作ることが出来ます。
よって、別のアカウントでスプラを起動すれば初期状態から遊べます。それを利用すればC帯に何度も足を運ぶことが出来るわけです。メールアドレスさえ用意出来るなら簡単にサブアカを作ることができます。
で、C帯で戦っていたら明らかに動きがCじゃないプレイヤーがいるわけですよ。もちろん自分のような理由でC帯に潜っている人もいるでしょうから不自然ではありませんけど。
しかし、 明らかに過剰なリスキルをしているプレイヤーが見受けられるんですよね。 よくよく見るとルールそっちのけで敵リスポーンへ行っているわけなんですよ。
その時のルールはガチエリアで、エリアを確保してからそうしているのならわかるんですよ。気になってわざと塗らないで様子見てみたら エリア確保そっちのけでキルに勤しんでいた わけです。
残り1分の表示が出てやっと塗りに来ていたので明らかな初心者狩りだと確信できました。これが今のC帯なのかと悲しくなりました。
だってやってることが明らかに弱いものいじめだし、普通の感性を持っていたら心が痛くなるんじゃないかな……と思うのですが……。
このためだけにサブアカを作っているのだとしたらモラル低すぎてヤバイですし、通報機能も捨て垢なら効果薄いですからね。
更に言うとこのためだけに Nintendo Switch Online のファミリープランに加入しているのだとしたら、もっと時間とお金を有意義に使えないのかと疑問に思います。
あるいは家族で使っている為ファミリープランに加入しているから、余ったアカウント枠を使って初心者狩りしている悪ガキの可能性も考えられますが、いずれにしても嫌なプレイヤーですね。
正当な評価が受けられない状況でも最後まで戦う人がいた時
もし上述の状況になってしまい自分の力で打開できないのであれば、相手にするのをやめて潔く諦めた方がいいと思います。次やる時すぐ再開せず、時間をおいて合流しないようにするだけで十分な対策となります。
しかし、そんな中でも諦めず最後まで戦う人がいた時というのは見ていて辛いものがあります。そう思う理由は 正当な評価を受けられない状態だから です。
上述の状態は味方ならラッキーで敵だったらどうしようもないわけですから、ほぼ実力で戦って勝敗を決める要素が排除されているようなものです。
本来、実力差の大きさを考慮して決められた範囲の中で戦う仕組みが機能していないってことのですから、こんなのただの理不尽です。もはや運ゲーに成り下がってると言っていいでしょう。
他にも 放置がいる 時とか 回線落ちを引いた 時なんかも同様です。しかもこれ、よりにもよって 負けている時に発生するから余計たちが悪い。
ゲームによってはCPUが代行してくれるものもありますが、基本的には1人分の穴を埋めなければなりません。
これらのような状態で諦めずに戦う相手と遭遇した時、やはり心が痛くなるというか、 「こんな状況でなければ本当はもっと戦えていた人だったんだろうな」 と思うわけです。
そりゃゲームが嫌いになる人もいるよね
勝ち負け関係なく気持ちよく終われていないゲームって嫌いなんですよね。
もう少し具体的に言うと
- 真面目にやっている方が馬鹿らしく思えてしまう状況
- 自分でどうしてやることもできない状況
この2つが揃ったとき気持ちよく終われないゲームになるんですよね。
しかもこれ、敵として見ている側で抱く感情ですから、 やられている側からしたら堪ったもんじゃない でしょうね。
時折「対人戦は嫌い。協力ゲーは好き。」という方を見かけるのですが、その切っ掛けはこういったところから生まれるような気がします。
昨今はeSportsとして盛り上がってきているわけですし、なんというか、ゲームにもスポーツマンシップみたいなものが欲しいと感じますね。
そりゃ勝つほうが楽しいに決まってますけど、相手を蔑ろにしてゲームをするのは見ている方もつまらないんですよ。
今の対人ゲームで必要なものって 「ノーサイドの精神」 なのかなって感じた今日この頃でした。
ノーサイドとは、ラグビーの試合終了時の言葉を意味しています。
英語で書くと「No Side」。
すなわち、試合が終了すれば、敵と味方、勝者と敗者の区別はなくなり、お互いの健闘を讃えようというメッセージが、ノーサイドという言葉には込められています。
実際にラグビーの試合を観戦していても、試合終了後は両チームの選手が握手をしたり、笑顔で話していたりというシーンを見ることができます。
ラグビーは紳士のスポーツ。戦いのあとはお互いの健闘を称え合うという精神が尊重されています。
このノーサイドという言葉は、「対立していた両者が和解をする」という意味でも日常的に使われることがあります。