なぜピンチになってもSPを使わないのか考察
最近は『Martyさん』の影響を受けてサーモンランノーミス野良カンストを目指すようになってきました。
そう思ってからかれこれ10回以上挑戦しているのですが、シャケマエ600付近でよく失敗しています。
自分の実力にも問題があると思いますが、なによりも野良のプレイスタイルにも大きく影響を受けているのは事実です。
野良のプレイスタイルとは言ってもチャージャーが下手だとかはどうしようもないと思っています。
誰でも得意不得意なブキというものは存在するので、そこは自分でカバーしていけば解決すると考えています。
ただし、どうしても納得できないプレイスタイルが存在することも事実です。
なので今回はその1つである『なぜスペシャルを使わないのか?』という部分について私の考えを述べていきたいと思います。
ラストエリクサー症候群
まずスペシャルを使うことをもったいないと思っている人が多いと思うんです。確かに1回のバイトで2回しか使えないという制約は、人によってもったいないから使えないと感じるでしょう。
これは大作ファイナルファンタジーから生まれた有名な症状『ラストエリクサー症候群』と一致します。
RPG「ファイナルファンタジー」シリーズにおけるおなじみの最強回復アイテム「ラストエリクサー」。 その効果は「味方全体のHPとMPを全回復」という「ラスト」の名に恥じないすさまじいもの。 状態異常と戦闘不能が回復できないことさえ考慮に入れれば、どんな窮地からも一瞬で脱出することが可能である。それだけに入手は困難であり、大抵は宝箱からしか手に入らない個数限定品。 店では買えない非売品ということもあり、多くのプレイヤーは「ここぞ」という場面で使うために温存し、温存し、温存し……気付けばゲームクリアしているラストエリクサー症候群とは、そんな「もったいない病」のことを揶揄する俗語である。なお、ラストエリクサーの下位種(1人にしか効果がない)であり、同じく非売品であることが多い「エリクサー」も同様の扱いをされることが多い。 そのため、「エリクサー病」と呼ばれることも多い。引用:https://www49.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/39440.html
しかし、ことサーモンランのバイトにおいて使わない方がもったいないです。
なぜそうなのかと質問する人がいそうですが、あえて逆に質問を返させてもらうと温存しておいて得することはありますか?
クリア後にSP温存ボーナスがあるわけでもありません。
正直、使えるものは全部使ってしまった方がいいでしょう。
Wave1,2でスペシャルを使うのが無能だと考えている
使わない人の意見をいろんなサイトで調べていたのですが『Wave1や2で使う奴は無能』という意見を見かけました。私から言わせてもらうと、そう考えている人の方が無能だと思いますよ。
スペシャルは強力な切り札であるという意見は私も同意します。
ゆえに、一番難しいWave3で使うべきだという考えに至る人がいるのも必然でしょう。
ですがそれは違うと私は考えています。
というのも、私自身の経験で意見を述べますがキケン度MAXのWave3であってもスペシャル無しでクリアすることは可能なんですよ。
なぜクリアができるかというと様々な条件が考えられますが、例えば理不尽なオオモノの出現が無かった場合や、比較的簡単な特殊Waveだった時などがそうですよね。
簡単な特殊Waveは間欠泉なんかが当て嵌まると思います。
間欠泉全開けマンとかは話の論点が違うので割愛しますが、スペシャルを使うほどのWaveかと問われたらそうでもないでしょう。
そんな場合、Wave1や2の時に使えばあんな苦労しなかったのにって経験ありませんか?
つまり何が言いたいかというと、1回のバイトで3回発生するWaveに何が来るかなんて誰もわからないんです。
それなのにWave1や2で使う奴は無能って言うのは違うと私は思います。
その概念に囚われてスペシャルを使うべき場面が訪れても『でも早い段階で使うなって人がいたからなぁ』ということになっては失敗の可能性を高めるだけです。
オオモノにしか使っていけないと思っている
同様に『スペシャルは複数のオオモノをまとめて倒すときに使え』という意見を他サイトで見かけました。私から言わせてもらうとスペシャルはオオモノを倒す以外にも使い道があるので、その固定概念は捨てろと言いたいです。
何個か具体的な例を出しましょう。
一番わかりやすいのはボムピッチャーでしょうか。
上記で述べたサイトで見かけたのは『ボムピッチャーは複数のオオモノがいる所に向かって使うべき』とありました。
確かに理想的な使い方の1つだと思います。
ですがそれ以外にも良い使い方がありますよ。
特にボムピッチャーはサーモンランで支給されるスペシャルの中で『塗り替えすことが最も得意』であると言えます。
カゴの周囲は納品をするためプレイヤーが集まりやすく、かつ敵の攻撃も集中しやすい場所です。
ゆえに敵のインクで染められてしまいますよね。
そんな時にボムピを使って自インクを拡大してあげると味方はスムーズに納品することができますし、そもそも自インクを広げること自体が有利にゲームを進める条件になります。
忘れていませんか?サーモンランといえどもスプラトゥーンは塗るゲームです。
ハイパープレッサーなんかもオオモノを倒す以外の役目を果たすことができます。
私なら遠くで浮き輪になっている味方の救助にもよく使いますね。
射程無限って素晴らしいですね。
どこにでも届くんですから。
また、これはサーモンラン情報家巨匠の一角『水素さん』から教えて頂いた知識なのですが、遠くの間欠泉を開けるために使用することもできるんです。
例えば、トキシラズで間欠泉を開ける手順を理解している人なら分かると思いますが、まず最初に対岸の2つを開けてキンシャケの居場所を把握します。
その時にハイプレを使ってさっさと開けてしまうという方法もアリなんですね。
使うタイミングがわからない
あとは使うタイミングがわからないという方も多いと思います。私が一番理想だと思うタイミングはピンチになる前に使うことだと考えています。
私が言うピンチな状況というのは2通りあります。
- 支給されたブキと味方の状況を見て現状を覆すことが難しい場面
- 残りタイムを考えるとノルマに達するまで納品することが厳しい時間
例えば1番は多数のオオモノに囲まれた状態がピンチといえるでしょう。
その時点でスペシャルを使っても時すでに遅いことが多いです。
なぜならスペシャルで対応できる範囲に限界があるからです。
一見すると対複数のオオモノに有効だと思われるスーパー着地でも、遠くに出現したカタパッドやタワーには何の影響も及ぼさないですよね。
最悪の場合、ヘビのせいで他にも倒せたオオモノが倒しきれなかったという経験もあるんじゃないでしょうか。
個人的にサーモンランで最強のスペシャルだと思っているジェットパックも、複数の雨やミサイルが降る中で満足に力を発揮することができないはずです。
一番ベストなのはオオモノが勢揃いする前に、スペシャルを使ってでも確実に1体1体を処理することだと私は考えています。
2番は納品する金イクラが足りないときです。
残り30秒切ってノルマに達していないのはレッドゾーンだと思います。
そんな中、ちまちま支給されたブキでオオモノを倒していては時間切れになる恐れがあります。
そんな時こそ思い切ってスペシャルを使い、確実に金イクラ3個を出現させましょう。
スペシャルは使ってなんぼ
他にも野良へ言いたいこと伝えたいことがありますが、今回の記事はスペシャルに関して書かせていただきました。以上のような例を示しましたが納得いただけたでしょうか。
全てを書ききったわけではありませんし、文章だけのブログはつまらないと思います。
なので最後にこれだけは伝えさせてください。
少なくともスペシャルはオオモノを倒すことだけが用途じゃないんですよ。