スプラトゥーン2で通話等を駆使していない場合、味方とのコミュニケーションは2通りしかありません。

それは『ナイス』と『カモン』であり、状況によってはカモンが『やられた』と『ヘルプ』に変わります。

言うなればこのゲームで意思疎通するには、基本的に2通りでしか出来ないというわけです。

今回は『ナイス』について私が思っていることを述べていきたいと思います。

 

 

ナイスを強要される意味がわからない

Ver4.0.0に上がった時、新しいスペシャル『ナイスダマ』が実装されました。

知らない人の為に簡単な説明すると『発動者と味方がナイスを送って貯めたエネルギーで攻撃する』必殺技です。

もっと簡単に言えばドラゴンボールの元気玉』です。

 

さて、このスペシャルが実装されてから少し気になるものを見かけています。

ナイスダマを発動してるのにナイスしない奴なんなの?

というものです。

一応説明すると、ナイスダマにナイスを送ってあげた味方にも、SPポイント(スペシャルが使用可能にするエネルギー)が貰えるメリットがあります。

また、ナイスダマの発動者のみがナイスをしているより、2人も3人もナイスを送った方が速く発動できます。

 

この説明だけだと、ナイスダマにナイスを送らない奴は損をしていると捉えられても無理ありません。

しかし、ナイスをしている側は居場所がバレてしまうというデメリットがあります。

そうじゃなくてもナイスを押す(十字キーの下)のが非常にめんどくさいのです。

というより押しづらいので、移動中や敵がどこにもいない時であれば押します。

別に押そうと思えば押せますが、そこまで優先して押すべきかと問われたら ”否” と言わざるを得ないのです。

なので使っている人には申し訳ないが、こちらとしても『押したくない時があるので無理強いをしないで欲しい』という本音があります。

 

実は上述したナイスダマ以外でもナイスを強要している例があるのをご存知でしょうか。

それはサーモンランをしている際『デスしたのを救ってくれた味方に対するお礼』としてナイスしろというのです。

言い換えるなら『味方に対して感謝しろ』というのを強要してくる人が一定数いるということです。

 

確かに日本人の気質であれば、相手が何かしてくれたことに対し礼を述べるのは常識であり、絶対的なマナーだと言えるでしょう。

しかしながら、相手に対して感謝されることを強要するのは、いささか ”醜いのでは?” と感じてます。

 

確かにナイスをされれば助けた本人は嬉しいでしょうけど、しないからといって『感謝の無い酷い人間だ』と捉えるのは勝手すぎますよね。

真面目でやさしい人』という記事で同様のことを述べましたが、感謝されたくて行動しているのは独りよがりのエゴでしかないですよ。

 

 

意味と敬意の無いナイスに腹が立つ

実は私の中で『嫌いなナイス』というのがいくつか存在します。

まず1つは『相手が回線落ちで3人だった時のナイス』です。

X帯のガチマで、明らかに油断している奴がよくやります。

勝ったも同然という喜びでしょうか。

そのせいで負けたことや、負けかけたことが何度かあるので、私としては『油断するな雑魚』とメッセージを送りつけたいですね。

というより、その程度で上がったXパワーで喜んでても、実力を考えたらどうせ落ちますからね。

 

もう1つは『負け試合でのナイス』が嫌いです。

これは賛否両論あると思います。

ナイスを押した人は『負けたけどみんな頑張ったね』というメッセージのつもりで使っているかもしれません。

私はそれが嫌いです。

 

なぜなら、こちらは全力でガチマッチをしているのです。

その結果負けてしまうので悔しいわけなんですよ。

ゆえにナイスを貰っても『何がナイスだったんだよ』としか思えないです。

特に『イノシシなどの幼稚な行動をしてた奴がするナイス』ほど腹立たしいものは無いです。

 

ナイスした人は侮辱のため使っているわけではなく、先程述べた通り『頑張ったね』くらいのものかもしれません。

性格悪く考えると『お前らつかえねーな』という皮肉な意味でナイスを押す人もいるかもしれません。

それは別として、個人的には『本当に今の試合、お前は心からナイスと思えたのか?』と感じることの方が多いです。

それだけ真剣にプレイしているので、明らかに完敗だと思えない試合ほど『意味の感じられないナイス』が嫌いなんですよね。

 

 

どうせ使うなら心からの『ナイス』を送りたい

そもそも今回の記事は『HaLucinaさんって全然ナイス押してくれませんよね』という物を頂いたから書きました。

最後の意見は私の心が狭すぎるだけかもしれませんし、全く意味の無いナイスを全否定しているわけではありません。

 

例えばフレンドとのサーモンランやリーグマッチでのナイスや、ナワバリでフレンドが合流してきたときのナイスは見てて微笑ましいです。

もちろん私も返すことがあります。

 

ですが、先ほどまで述べてきた事でお気づきかと思いますが、私は『心からのナイスを送りたい』というワガママがあります。

なんだ今のフォロー!?最高じゃねーか!!』『今のスペシャルはタイミング良かったよ!!』という場面でしか基本的にしません。

そっちの方が『ナイスしている側も楽しい』のです。