前回の記事で以下のように述べました。

 

英語は特に『グーグルなどのネット検索』で非常に力を発揮します。

日本語だと質の低いアフィリエイト記事が出てきても、英語ならば論文などで詳しく説明されていたということが珍しくありません。

つまり問題解決のために検索を活用するのであれば、日本語以外に英語も使えた方が多大なメリットになるのです。

 

実は、この記事を投稿した日、丁度この話題に関わる会話をフォロワーさんとしていました。

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冒頭の引用でも述べた通りGoogleなどのネット検索を使う際は、日本語以外にも英語を使えると選択肢が広がります。

というよりも、今の時代は『検索力』を身に着けることが非常に大事です。

今回は『検索力』がなぜ重要なのか語っていきたいと思います。

 

 

 

 

検索力とは何か

先程の会話で私は、英語のサイトが問題解決の決め手になったという形で述べていますが、実は日本語のサイトでも同様のことは書かれていました。

なので日本語だけでも先程のような答えにたどり着くのは可能なんです。

確かに検索、いわゆるググるために英語も活用できると良い結果にたどり着きやすいです。

 

ですが、昨今では『問題解決の答えにたどり着くための知識』が必要になってきました。

以下の記事ではGoogle検索する能力を ”魔法などの詠唱能力” に例えてこう述べています。

 

 職場やオフ会で「ちょっとググってみて」と頼んだ時、打てば響くように情報や資料を見つけてくる人もいれば、「見つからないよ?ネットに落ちて無いんじゃない?」と一生懸命マウスのホイールを回している人もいる。手こずっている人を横目に別の人が一発で詳しいサイトを拾ってきて、仰天することもある。

こうした違いは、もちろんパソコンやOSの性能差に由来するものではない。ユーザーがgoogle検索にどういう単語を打ち込んだか次第だ。「google検索が上手い人」とは「欲しい情報を探し出すのに必要な検索ワードを打ち込み、狙った情報を拾い上げてくる人」で、google検索の下手な人とは「上手いワードを打ち込めずに欲しい情報をgoogleから引き出せない人」だ。

だから、google検索の上手い下手は魔法使いの呪文詠唱に似ている。

引用:https://p-shirokuma.hatenadiary.com/entry/20130830/p1

 

 

 

検索する時は、関連するワードを最低2つ以上使えばいいという考えは、日ごろからネットに親しんでいる人達が自然に身につくものです。

しかし、今ではそれだけで欲しい情報を見つけることが非常に難しくなっています。

ならば検索時にワードを増やしていけばいいのか、というわけでもありませんよね。

引用で述べられている通り『上手いワード』を打ち込むことが必要なんです。

 

 

 

語彙力を増やすと上手いワードが増える

例えば国語辞典を使うとしましょう。

と、その前に、もしかしたら今の時代『国語辞典そのものを使ったことが無い』という人がいるかもしれませんので解説を。

 

国語辞典を開かず側面を見ると 『”あ” ”か” ”さ” ” た” …』と ”あ段” が記載されています。

これは『つめ』と呼ばれ、調べたい語句の頭文字が含まれるページを ”あ段” の中らから開いて探します。

画像:芦屋市立 打出浜小学校HPより引用  (URL : http://www.edu-ashiya.ed.jp/ucdjs/2018/05/02/%E5%9B%BD%E8%AA%9E%E8%BE%9E%E5%85%B8%E3%81%AE%E4%BD%BF%E3%81%84%E6%96%B9%E3%82%92%E5%AD%A6%E3%81%BC%E3%81%86%EF%BC%883%E5%B9%B4%E5%9B%BD%E8%AA%9E%EF%BC%89/)

 

 

さて、もしあなたが国語辞典などで『カップヌードル』を調べたいとしましょう。

先程説明した通りにやるならば ”か行” のページをめくれば出るはずです。

ところが、辞典の ”か行” には『カップヌードル』が載っていないのです。

 

ではどうしたら良いか。

そうなった時にやるべきことは、別のワードや類似した言葉を用いなければなりません。

カップヌードルの別ワードは何でしょう。

実は『即席ラーメン』と調べることが正解です。

なので ”か行” ではなく ”さ行” で調べます。

そして即席ラーメンの項目に『例:カップヌードル』のような記述があるのです。

 

上記の例は『即席ラーメン』というワードを知っていたからたどり着ける答えです。

メタルギアソリッド3というゲームをしている皆様なら御馴染のワードでしょう。

 

 

ゲームであれ何かの書籍であれ、知っている言葉を増やすこと、つまり『語彙力』を増やすことは重要です。

なぜなら、検索時に知っている単語が多いということは、上手いワードから問題解決できる当たり記事を引くことにつながります。

先程の例は国語辞典での話なので、ネットでググれば『カップヌードル』なぞ一発で表示されます。

ですが、ネットでも特定のワードでググってもうまく表示されない場合があります。

その時に『別の単語から調べてみよう』という発想が必要になってくるのです。

 

 

詠唱能力” に例えた方は、別の記事でこのようにも述べられています。

現状のGoogle検索の正体は、「知識の無い人に知識を授ける」ツールではなく、

「知識の豊かな人だけが知識を引き出せて」「知識の乏しい人には質の良くない知識しか与えない」ツールと言っても過言ではありません。

あるいは、知識の豊かな者と乏しい者、リテラシーの豊かな者と乏しい者の格差を拡大再生産するツールになってしまっている、とも言い換えられるかもしれません。

 

のみならず、インターネットにはジャンクな情報やフェイクな情報も溢れ、Google検索そのものにも広告がたくさん貼り付けられていますから、それらに釣られて、誤った判断を下してしまうリスクも少なくありません。

情報の真偽や信ぴょう性に注意を払い慣れていない人は、とりわけ危ないでしょう。

 

こうしたことは、Google検索に限った話ではなく、他の検索サービスについても、インターネット全体にも当てはまります。

この、知識と情報を巡る格差の“負け組”になりたくなければ、知識やリテラシーを事前に身に付けるしかありません。そういった土台の部分まではGoogleやインターネットは面倒をみてくれないので、書籍を読むなり、新聞などを読むなりして補っていくしかないでしょう。

引用:https://blog.tinect.jp/?p=40340

 

 

 

様々な知識を付けることが検索を助け、問題解決の助けになっていくことにつながっていきます。

私が以前書いた『なぜ勉強しなければならないのか』にも通ずるところがります。

このような地道な努力が、後の検索力向上にもつながると私は考えています。

 

https://hackheatharu.xyz/why-must-study/